あけぼの大豆による第6次産業化
「あけぼの大豆」の第6次産業化を推進されているの農業生産法人レクラみのぶ 遠藤好一さん。
7年前に本格的に「あけぼの大豆」の生産を始めることになった、そのきっかけは、何気なく食べた「あけぼの大豆」を口にした時の記憶だったと言います。
『若い頃に早川町で食べた時の味の記憶が一瞬で蘇り、「コレだ!」と直感したよ』と、 「あけぼの大豆」のポテンシャルの大きさを感じた遠藤さんは、身延町 曙地区から種子を分けてもらい、耕作地を借り生産を始め、徐々にそのエリアを広げて現在に至っています。
親しみのある学校を拠点として
生産する量を増やすために畑を広げ、収穫した「あけぼの大豆」は廃校となった小学校を再活用した加工所で加工し、生産~販売までワンストップで賄うこと。それが地元の雇用創出を支援し地域活性化に繋がる方法です。
稀少性の高い「あけぼの大豆」において遠藤さんは現在、流通ルートを絞り、首都圏の高級志向の消費者向けの小売店(松屋銀座等)に「あけぼの大豆」を卸しています。
『「あけぼの大豆」のポテンシャルは限りなく広い。素材の味が保証されているため「湯葉」「豆腐」「豆乳」「味噌」など、加工品としても一般的な大豆の加工品に比べて格段に美味しく仕上がる』と語る遠藤さん。
今後、首都圏の小売店でも取り扱いが増えていくことにより、「美味しい!」という食卓での笑顔も増えていくことは間違いありません。