あけぼの大豆について

この地でしか生育できない希少性の高い大豆

あけぼの大豆は、山梨県の南部に位置し富士川とそれを囲む山々に囲まれる自然豊かな町、身延町のブランド大豆です。標高300~700mの昼夜の寒暖差が大きく、霧が多く発生する身延町曙地区で採取した種子を使用して町内で栽培されています。限られた気象条件や手作業での生産のため大量生産ができず、その希少性の高さから幻の大豆と呼ばれています。

あけぼの大豆の歴史

「あけぼの大豆」は、明治時代に関西地方から導入されたことが起源とされる、曙地区で広がった*在来種です。昭和45年頃にJAを通じて枝豆として市場に出荷された際に「あけぼの大豆」の名称で呼ばれるようになり、枝豆・大豆兼用利用の生産が続けられています。(*在来種:地域に古くから存在する生物種)

あけぼの大豆の特徴

粒が大きいこと

豆粒を10粒並べると6寸(18cm)になることから、別名「十六寸(とうろくすん)」とも呼ばれていたほど大きく、また重さも一般の大豆と比べて2倍のボリュームがあります。

甘みが強く食味が良いこと

糖類の含有量が多く、特にショ糖(砂糖の主成分)は一般の大豆と比べて4割多く含み、豊かな食味を持つのが特徴です。

極晩生種であること

6月中旬~7月上旬の種まき、8月中旬の開花、10月の枝豆の収穫、11月下旬~12月中旬の大豆の収穫と、畑でしっかりと時間をかけて成長する分、強い甘味と深みのある味を保有しています。

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